横山市長「協会を名乗り違法な金銭要求は言語道断」万博の偽アカウント「X」で1137個を確認『支援金』促すなど9000件超の投稿 協会が注意を呼びかけ

博覧会協会はSNSで万博の公式アカウントになりすまし、給付金の申請を促す投稿が確認されたと発表しました。

博覧会協会によりますと、22日の夕方に、X（旧Twitter）
上で協会の名前をかたり、「支援給付金」の申請を促す内容の書き込みがあったことを、Xのユーザーから協会のコンタクトセンターに連絡があったということです。

協会が調べたところ、1137個の偽アカウントと、9051件の投稿が確認されたということです。（22日午後6時30分時点）

現時点で被害は確認されていないということです。

また、偽アカウントについて、協会からXの運営者側にアカウントの凍結（削除）申請を行い、現在、制限がかかっている状態だということです。

博覧会協会は、不審な書き込みやDMを受け取った場合は、記載されたURLにはアクセスせず、被害防止のため偽アカウントをブロックをすること、あわせて今後はユーザーネームなどを確認し、偽アカウントに注意するよう注意を呼びかけています。

偽アカウントが見つかったことに対して、大阪市の横山市長は次のように話しました。

（大阪市横山市長）
「協会を名乗って、違法に金銭の要求等するようなことがあれば、言語道断ですから。今大阪は街頭犯罪が結構減少傾向にあるんですけど、特殊詐欺がやっぱり依然高い状況にあるんです。これ万博に絡められたっていうのは余計腹立ちますけど、そもそも特殊詐欺の撲滅に向けて、これは大阪市も警察機関と協力して徹底してやっていきたいと思う。そういうことは本当にやめてほしいと思います」

※Xにおける大阪・関西万博（博覧会協会）の公式アカウントは、日本語アカウント（＠expo2025＿japan）および英語アカウント（＠expo2025japan）のみ