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「戦争の中、舞台の上で戦っていることを知って」ロシア軍事侵攻下で活動するバレエ団の日本人芸術監督…ウクライナの現状を学生らに伝える

MBSニュース / 2024年7月26日 17時55分

「戦争の中、舞台の上で戦っていることを知って」ロシア軍事侵攻下で活動するバレエ団の日本人芸術監督…ウクライナの現状を学生らに伝える

 ウクライナのバレエ団で芸術監督を務める日本人が国の現状を伝えました。

 2年半近くにおよぶロシアの軍事侵攻下で懸命に活動する「ウクライナ国立バレエ」(旧キエフ・バレエ)。バレエ団を率いる芸術監督で、京都市出身の寺田宜弘さん(48)がウクライナから来日し、7月25日、大阪府茨木市で学生らに向けて講演を行いました。スクリーンに映し出されたのは、ウクライナ国立バレエの公演やレッスン風景、バレエ団の拠点がある首都・キーウの最近の様子です。

 寺田さんは11歳の時にウクライナの国立バレエ学校に留学し、その後、ウクライナ国立バレエのダンサーとして活動。2022年12月から日本人初となる芸術監督を務めています。

 軍事侵攻で一時約80人に減った団員は110人まで戻りました。練習中の停電や今も続くミサイル攻撃に悩まされながらも、「教室や舞台の上で踊っている間は戦争を忘れられる」と活動を続けているといいます。

 (ウクライナ国立バレエ芸術監督 寺田宜弘さん)「世界のニュースは少しウクライナの状況を忘れかけてるかもしれない、それはしょうがない。ウクライナの芸術は生きている。そしてこの戦争の中で、私たちは芸術の力を借りて、舞台の上で戦っているっていうことを世界の人に知ってほしい」

 ウクライナ国立バレエは来年1月に大阪・東京・石川で来日公演が行われる予定です。

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