「音がすごかった。何事かと」米軍ヘリ３機が不時着 けが人や住宅などへの被害なし 河川敷の道路は一時通行止め 和歌山・橋本市

　７月２８日午前、和歌山県橋本市の河川敷にアメリカ軍のヘリコプター３機が不時着しました。けが人はいませんでした。

　２８日午前９時前、橋本市の紀の川の河川敷にアメリカ軍のヘリコプターがとまっているのを近くを通りかかった橋本北消防署の救急車の隊員が見つけました。

　橋本市消防本部によりますと、現場で隊員がヘリの乗員に聴いたところ、着陸したのは大型機２機と小型機１機で、大型機のうち１機にトラブルがあったと説明したということです。

　その後、午前１１時前に３機は離陸したということです。この不時着でけがをした人はなく住宅などへの被害も確認されていません。

　（近くにいた人）「普通のヘリコプターではない感じ。ごっつい感じがしました」
　（近所の住人）「音がすごかったので、ただただびっくりして、『何事や』みたいな感じで」

　川の両岸には住宅街が広がっていて、警察は河川敷の道路を一時的に通行止めにするなどの対応をとりました。