米軍への“申し入れ”をするよう和歌山県が防衛省に要請 河川敷に米軍ヘリ３機が不時着…１機に警告灯が点灯

　和歌山県の河川敷にヘリコプターを不時着させたアメリカ軍への申し入れ。地元自治体が国に要請です。

　７月２８日午前９時前、橋本市の紀の川の河川敷に、アメリカ軍の大型ヘリ２機と小型ヘリ１機が不時着しました。約２時間後にはすべて離陸し、けがをした人や住宅への被害はありませんでした。

　近畿中部防衛局によりますと、ヘリは日米共同訓練に参加していましたが、撤収の際、大型機１機に警告灯が点灯したということです。和歌山県によりますと、アメリカ軍から説明や連絡は受けていないということです。

　県と橋本市は２９日、速やかな情報提供や航空機などの安全管理に万全を期すことをアメリカ軍に申し入れるよう、防衛省に要請しました。