プールの釣り針で８歳男児けが 閑散期の「ニジマス釣り堀」の針を見落としか… 京都の「かめプー」当面閉鎖

京都府亀岡市のプール内で釣り針がみつかり、遊んでいた８歳の男子児童が足の指にけがをしました。市はプールを閉鎖、安全が確認できるまで当面休園します。

７月３０日午後２時ごろ、亀岡運動公園プール（通称：かめプー）で、男子児童からプールの監視員に「遊んでいたところけがをして、プールに釣り針が沈んでいるのを見つけた」などと届け出がありました。

市によりますと、水深約８０センチの「変形プール」で、長さ２センチ弱の釣り針が見つかったということです。

男子児童は釣り針を踏んだとみられる右足の親指に切り傷があり、軽傷だということです。

市によりますと、このプールは閑散期の２０２３年１１月～翌年５月にかけて、ニジマスを放流して釣り堀として営業していました。その際の釣り針が残っていた可能性があるということです。

指定管理者の「亀岡パークコモンズ」が７月２０日の開園前にプールを目視点検しましたが、釣り針を発見できなかったとみられています。

市は事故当日からプールを閉鎖し、安全が確認できるまで当面休園とします。水を抜いて金属探知機などで点検を行うとしています。