1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

関西電力の森望社長が「筆頭株主」大阪市の横山市長と初の意見交換「なかなか折り合いがつかない点も」

MBSニュース / 2024年7月31日 20時27分

関西電力の森望社長が「筆頭株主」大阪市の横山市長と初の意見交換「なかなか折り合いがつかない点も」

31日、関西電力の森望社長が大阪市役所を訪れ、横山英幸市長との初めての意見交換会を実施しました。大阪市は関電の筆頭株主です。

関電が課題としていた社内ガバナンスの改善状況や、原子力発電に対する取り組みなどについて、2人は約50分議論し、それぞれ報道陣の取材に応じました。

先に取材に応じた横山英幸市長は、原子力発電事業のあり方について、「(原発を)これ以上増やす前に、最終処分のあり方や、リサイクルのあり方というのを確立するというのが僕らの社会的な責任の一つなのではないか。これはずっと言っているし、なかなか折り合いがつかない点なので、これからも主張していきたい」と述べ、関電側と折り合わないポイントがあることを明らかにしました。

市長が退出した3分後、同場所で取材に応じた関電の森社長は、記者に「折り合い」について聞かれると、「(処理・再利用等の確立と、原発増設の)どちらが先かと、こういうことを突き詰めていくと答えがないことになってしまう」
「これは関電だけの問題ではなく国の原子力政策の重要なテーマであり、オールジャパンで実現していくということが大事だと説明した」と述べ、両者を並行して進めていく考えを示していたということです。

横山市長は「非常に実務的で踏み込んだ話ができたので、私としては非常にプラスになった」と振り返り、今後も機会を設けたいとの意向を示しています。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください