後輩に「死ね」「殺すぞ」など暴言を繰り返す 懲戒処分の消防局員「コミュニケーションのつもりだった」

　後輩職員に「殺すぞ」など暴言を繰り返したとして、堺市の消防局員が懲戒処分を受けました。

　堺市によりますと、消防司令補の男性職員（３５）は去年１０月から今年３月までに、同じ消防署に勤務する新任の男性職員に対し「死ね」「殺すぞ」という暴言などを繰り返したということです。被害を受けた職員が市のハラスメント窓口に相談し発覚しました。

　男性職員は聞き取りに対し、「コミュニケーションのつもりだった。受け入れられていると誤認していた」などとパワハラ行為を概ね認め、減給１０分の１の懲戒処分を受けました。

　堺市消防局は「ハラスメントをしない・させない組織風土の醸成につとめる」としています。