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時間外勤務は『平均で月に約140時間』 中学校の教諭が長時間労働でうつ病など発症し休職…賠償求めた裁判で勝訴「良い方向に向かっていく1つのきっかけになれば」

MBSニュース / 2024年8月9日 18時10分

時間外勤務は『平均で月に約140時間』 中学校の教諭が長時間労働でうつ病など発症し休職…賠償求めた裁判で勝訴「良い方向に向かっていく1つのきっかけになれば」

 長時間労働でうつ病などを発症し休職。賠償を求めた教諭が勝訴しました。

 東大阪市立の中学校に勤務する男性教諭(44)は、3年生の学年主任や野球部の主顧問を務めていた2021年に、長時間労働でうつ病などを発症。休職を余儀なくされたとして、慰謝料などを求めて東大阪市と大阪府を訴えていました。

 8月9日の判決で大阪地裁は、休職するまでの半年間の時間外勤務は平均で月に約140時間にのぼり、教諭が当時の校長に不眠状態であることを訴えても、校長は「代わりはいないので踏ん張ってほしい」と答えるのみだったと認定。「原告の心身の健康を損なうことがないようにすべき注意義務に校長は違反した」と指摘し、東大阪市と府に対し、220万円の賠償を命じました。

 (原告の教諭)「働き方としては異常だと認めてもらったということなので、これ(今回の判決)がどんどん良い方向に向かっていく1つのきっかけになればなと思っています」

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