「正しい恐れ方をしたら大丈夫かなと」津波想定の安全対策を取りながら『阿波おどり』開幕

　気象庁は、８月８日に日向灘で発生した地震について情報を更新しました。引き続き、日ごろの備えを再確認するなど注意を呼びかけています。

　気象庁によりますと、通常とは異なる地殻変動は観測されておらず、巨大地震発生の可能性に変化はないとしています。ただ、この地震に連動して別の巨大地震が発生する可能性は普段よりも高い状態が続いていて、対象エリアでは引き続き防災対応を続けるよう呼びかけています。

　一方、臨時情報が継続される中、徳島市では、津波を想定した安全対策を取りながら『阿波おどり』が開幕。踊り子たちは華麗に舞う「女踊り」や躍動的な「男踊り」を披露しました。

　（広島県から）「（『巨大地震注意』のことは）少し考えましたね。でも正しい恐れ方をしたら大丈夫かなと」
　（神奈川県から）「やっぱりずっと楽しみにしていたので、来たいなと思って来ました」

　『阿波おどり』は８月１５日まで行われます。