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繁忙期に閉鎖で約5000万円の損害を受けた旅館も 臨時情報を受けて閉鎖の白良浜海水浴場が“待望の再開”

MBSニュース / 2024年8月15日 18時20分

繁忙期に閉鎖で約5000万円の損害を受けた旅館も 臨時情報を受けて閉鎖の白良浜海水浴場が“待望の再開”

 南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」の発表から1週間が経ち、8月15日午後5時をもって防災対応の呼びかけを終了しました。そうした中、臨時情報を受けて閉鎖していた海水浴場が再開しました。

 和歌山県白浜町にある白良浜海水浴場。南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」を受け閉鎖していましたが15日朝、約1週間ぶりに再開しました。

 (海水浴客)「きょう再開になったので良かったと思って来ました!」
 (海水浴客)「(Q海に入ってみてどう)楽しいです!」

 8月10日から砂浜への立ち入りが禁止となり、閉鎖中は閑散とした状態でしたが、15日は多くのレジャー客らでにぎわい本来の姿に戻った白良浜海水浴場。

 臨時休業を余儀なくされていた海辺沿いの店にも活気が戻ってきました。

 (お食事喫茶おみやげ望洋 谷口敬子さん)「たくさん泳ぎに来てくれてうれしいです」

 予約のキャンセルが相次ぎ、約5000万円の損害を受けた旅館でも宿泊客の姿が。

 (旅館むさし 沼田久博さん)「お客様の予約がまだまだ伸びたわけではないので、これから伸びてくることを期待しています」

 白浜町によりますと海水浴場の閉鎖による損失額は宿泊施設だけで少なくとも5億円にのぼる見通しだということです。

 海水浴場で避難経路などが書かれたチラシを配布する白浜町の職員。再開したとはいえ南海トラフ地震が発生した際、白良浜海水浴場には5mから10m未満の津波が13分後に来る想定となっているためです。地震が起きた際は高台へ逃げるよう呼びかけました。

 (海水浴客)「(Q海で遊ぶことへの不安は?)多少ありましたし、避難経路は必ず確認して遊ぼうかなと」
 (海水浴客)「(Qどんなことに気をつけようと話をした?)「(地震の際は)いち早く気づいて高いところに逃げると」

 実際、浸水想定区域外までの避難経路を時間を計り歩いてみると、かかった時間は約3分。津波が押し寄せる13分以内に浸水区域外に到着。ただ懸念点もあります。

 (前田アナ)「これはどこに避難していいか知っている状況に限りますよね。なので一番大事な点は?」
 (白浜町役場 真鍋幸伸副課長)「「海水浴に行かれる場合はまず避難ルートを確認することが大事」
 (前田アナ)「事前に調べてから楽しむのが大事だということですね」

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