“知り合いから情報をもらい泥棒しにいった”奈良県で相次ぐ金庫窃盗 ２０代の男３人を逮捕 同一グループによる犯行か

　奈良で相次ぐ金庫狙いの窃盗事件。男３人を逮捕です。

　住居侵入と窃盗の容疑で逮捕されたのは、住居不定・無職の新井一颯容疑者（２３）と大阪市浪速区の無職・竹中蒼麿容疑者（２５）、大阪市西区の無職・関根虎太朗容疑者（２６）の３人です。

　警察によりますと、関根容疑者は今年６月６日の夜、奈良県大和高田市に住む７０代の女性の自宅に忍び込み、金庫から現金１６００万円を盗んだ疑いがもたれています。

　また、新井容疑者と竹中容疑者は、８月５日、同じ大和高田市の会社役員の男性の自宅から現金や貴金属などが入った金庫１個を盗んだ疑いがもたれています。

　金庫の場所が分かった理由について、新井容疑者は「知り合いから情報をもらい、泥棒しにいった」と話しているということです。

　３人は大阪市内の飲食店の元同僚で、「手っ取り早くお金を稼ぐためです」などと、いずれも容疑を認めているということです。

　大和高田市や隣の橿原市では今年６月以降、金庫を狙った同様の事件がほか５件相次いでいました。ほかにも指示役らがいたとみられていて、警察は同一グループによる犯行とみて調べています。