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小学生が神戸市長に要望「ボール遊びができる場所を」「公園のトイレが使いにくい」 『外遊び』をテーマに意見交換 子どもの“体力低下”は全国的な課題

MBSニュース / 2024年8月19日 17時45分

小学生が神戸市長に要望「ボール遊びができる場所を」「公園のトイレが使いにくい」 『外遊び』をテーマに意見交換 子どもの“体力低下”は全国的な課題

 「最近、外で遊んでる?」市長が小学生と意見交換です。

 (海渡未来アナウンサー)「神戸市の久元市長と子どもたちが、『外遊び』をテーマに意見交換会を行っています。子どもたちからは、どんな意見が飛び出すのでしょうか」

 8月19日午前、神戸市内の小学5・6年生、計18人が参加した意見交換会。子どもをめぐっては全国的に、外で遊ぶ機会が減り、体力の低下が課題となっています。ただ、子どもたちにも言いたいことがたくさんあります。

 (小学生)「近くの公園がボール遊び禁止なので、サッカーなどボールが使える施設をつくってほしいです」
 (久元市長)「『ボール遊び禁止』という看板が今まであったが、できるだけなくしていって、できるだけボール遊びができるようにする」
 (小学生)「スケボーができる公園がなぜ少ないのかを聞きたいです」
 (久元市長)「スケボーをやる人が増えてきたのは、最近のことなんですね。それでまだ少ないんですけど、スケボーを楽しめる場所をつくったほうが、街の中のいろいろなところでスケボーをやることを防ぐことになるので考えたいと思います。必ず増やします」

 子どもたちの前で「必ずやる」と宣言した久元市長。子どもたちからは、こんな鋭い指摘も…

 (小学生)「池田小学校のすぐ隣にある公園のトイレが古くて使いにくいです。トイレを和式じゃなくて洋式に変えてほしいです」
 (久元市長)「僕も2回行きました。山の上のほうにある公園でしょ。あそこ最近きれいにしたと思うのですけど…」
 (小学生)「トイレが…」
 (久元市長)「トイレが汚い?僕はトイレに行かなかったので。まだ和式なんですか?和式はいいことではないと思うので洋式を考えないと」

 子ども目線だからこそ見えてくる課題。市長に本音をぶつけた子どもたちは…

 (参加した小学生)「意見を言うと、真剣に受け止めて聞いてくれて、採用されるのが楽しみだし、神戸の街がよくなるのが楽しみです」

 神戸女子大学の教授で、子どもの居場所づくりを研究する梶木典子さんは、子どもたちの外遊びが大人の都合で制限されていると指摘します。

 (神戸の子ども居場所フォーラム 梶木典子座長)「すぐに『うるさい』となるけれども、お互いにルールを決めあって、もう少し地域で子どもを育てることを大切にしたら、子どもたちが育ちやすくなるのではと思います」

 神戸市は子どもたちの声を受け、今後の公園づくりに反映させたいとしています。

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