斎藤知事のパワハラ疑惑 アンケに回答した職員の約４割が「見た」「聞いた」 “おねだり”疑惑は約２割が「見た」「聞いた」

　兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑。約４割の県職員が「見た」「聞いた」と回答していることがわかりました。

　兵庫県の斎藤知事をめぐっては、パワハラ疑惑などを調査する百条委員会が県職員約９７００人にアンケート調査を実施し、７割近くが回答しています。

　関係者によりますと、このうち知事のパワハラに関する項目では、３８．３％の県職員が「見た」「聞いた」と回答しているということです。また、知事が贈答品を催促したとする、いわゆる“おねだり”疑惑については、２０．７％が「見た」「聞いた」と回答しているということです。

　百条委員会は８月２３日にパワハラ疑惑に関する県職員らへの証人尋問を非公開で行い、３０日に知事本人を尋問する予定です。