あだ名は『怪盗水蜘蛛』水道メーター窃盗を繰り返した男 高騰している“銅”を狙ったか「生活費に困り盗んだ」

　水道メーターの窃盗を繰り返した男、捜査員から「怪盗水蜘蛛」と呼ばれていました。

　住居不定・無職の右田雅敏被告（３５）は大阪府内の集合住宅で水道メーターを盗んだなどの罪で今年５月に逮捕され、すでに起訴されています。

　もともと内装関係の仕事をしていたことから、水道メーターの取り外しに関する知識があった右田被告。捜査員からは“怪盗水蜘蛛”のあだ名で呼ばれていました。

　警察によりますと、右田被告は大阪府内を中心に水道メーターなどの窃盗を少なくとも２２回繰り返し、被害総額は約１３９万円にのぼるということです。メーターに使われている銅を狙ったとみられていて、盗まれたメーターは確認できているだけでも１０２個あるということです。銅の価格は世界的に高騰していて、１つ５０００円以上で買い取られていたということです。

　警察の調べに対し右田被告は「生活費に困り盗んだ」などと容疑を認めているということです。