『盆栽イベント』に若者・外国人の姿 樹齢２００年・１５００万円の「松」など約２５００点が並ぶ 阪急うめだ本店

　眺めていると心穏やか、みなぎる生命力の強さも感じます。うねる幹。天を突く青葉。会場でひときわ異彩を放つ、樹齢２００年の松の木。価格はなんと１５００万１円（税込み）です。

　阪急うめだ本店で２１日から始まった「ＢＯＮＳＡＩ ＬＩＦＥ～盆栽に恋して～」。代表的な松に加え、苔玉にラ・フランスといった変わり種など約２５００点が並びます。会場には意外にも若い世代のお客さんが。

　（２０代）「ふらっと来たんですけど、盆栽が好きで。（高いものは）買えないけど見られるからいいかなと」
　（３０代）「最高っすね。はしゃぎたいくらいです」

　さらに、外国からのお客さんも。

　（ロシアから）「とてもきれい。ほしいです」

　今、ＳＮＳなどをきっかけに若者や海外の人の間で注目が集まっていて、会場内にはこんな盆栽も。

　（コスト・デザイン　栗木恭二代表取締役）「ドライ盆栽といいまして、土を落として消毒して乾燥させています」

　水やりは不要。世話が難しいというハードルを取り払い、気軽に楽しんでもらう狙いです。

　また会場には、苔玉をイメージした『麩の苔だまんじゅう』（税込み９９０円　※１日１０食限定）を楽しむことができる場所も。席には小さな盆栽。ゆったりとコーヒータイムを楽しむことができます。

　人々を魅了する、めくるめく盆栽の世界。イベントは８月２６日までです。