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プロ野球公式戦で野球賭博か…六代目山口組系の暴力団組員の男ら逮捕“試合ごとに「ハンデ」”を徴収も

MBSニュース / 2024年8月22日 16時0分

プロ野球公式戦で野球賭博か…六代目山口組系の暴力団組員の男ら逮捕“試合ごとに「ハンデ」”を徴収も

プロ野球の公式戦を利用し、野球賭博を行ったとして、六代目山口組三次組織の暴力団組員の男ら4人が逮捕されました。

賭博開帳図利などの疑いで逮捕されたのは、奈良市の六代目山口三組次組織の暴力団組員・森慎太郎容疑者(46)と、京都市の介護士・平井基尋容疑者(38)、千葉県の会社員・依田恭平容疑者(35)、住所不定の廣浦翔容疑者(26)のあわせて4人です。

警察によりますと、森容疑者、平井容疑者、依田容疑者の3人は、去年9月12日から10月10日にかけて開催されたプロ野球の公式戦を利用し、メッセージアプリ上で計251口の賭博の申し込みを受けつけ、利益を図ろうとした疑いがもたれています。廣浦容疑者は、客として251口、計251万円を賭けた疑いがもたれています。

賭けでは試合ごとに「ハンデ」を決めていて、エース級のピッチャーが登板するなど勝つ見込みの高いチームに賭けて勝った場合、客の勝ち金から数割をハンデとして森容疑者らが徴収していたということです。

賭けに使われる金は、銀行口座を通じてやり取りされていて、森容疑者が賭博の申し込みやハンデの設定、平井容疑者と依田容疑者が金の振り込みを担当していたとみられています。

別の事件で押収した証拠品から、森容疑者らの関与が浮上し、逮捕につながったということです。

警察の調べに対し、森容疑者と平井容疑者と廣浦容疑者は黙秘していて、依田容疑者は「全く身に覚えのないこと、野球賭博のことも一切わかりません」と容疑を否認しているということです。

客は廣浦容疑者の他にもいたとみられ、警察は客の数や売り上げなどについて捜査をすすめています。

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