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「心の中で泣きながら切りました」製作者が直接“しっぽを切断” 『金龍ラーメン』の立体看板

MBSニュース / 2024年8月23日 18時10分

「心の中で泣きながら切りました」製作者が直接“しっぽを切断” 『金龍ラーメン』の立体看板

 龍のしっぽを切断。目からは“涙”が流れました。

 8月23日午前1時半ごろ、切り落とされたしっぽに歓声があがります。大阪・ミナミに店を構える「金龍ラーメン道頓堀店」。店のシンボルは、約30年前に設置された立体的な龍の看板。

 しかし、この看板をめぐっては、隣の土地の所有者がしっぽなどが「土地の境界を越えている」として提訴。大阪高裁が今年5月に撤去を命じていました。ミナミを行き交う人は…

 「ばっさり?!それは残念、非常に残念。トカゲみたいに生えてくればいいのにね」
 「小さいころから見てたんで、悲しいですね。思い入れは、あるかないかと言われたらあります」

 そして、8月23日未明…

 (中野広大アナウンサー)「午前1時前です。今、金龍ラーメンの前に作業車がやってきました。これから金龍ラーメンのシンボル、立体看板の龍のしっぽの切断作業が行われます」

 立体看板を手がけた製作者の中村雅英さんも駆けつけました。自らの手でしっぽを切り落とします。

 (立体看板を手がけた 中村雅英さん)「(Q切った瞬間はどう思いました?)かわいそうなことしたな思って。泣きながら切りました、心の中で」

 切られたしっぽを中野アナが持たせてもらうと…

 (中野アナ)「思った以上に軽いです。触るとごつごつ感がありますね」

 しっぽを切られた龍の目からは、“涙”がこぼれました。

 (街の人)「あ!泣いてる。しっぽがなくなっちゃったから?」
 (街の人)「(Q龍はどんなことを思ってる?)しっぽ切れて悲しい」

 痛いのか、悲しいのか。ミナミの名物に新たな物語が加わりました。

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