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大阪府立高校 新たに2校「廃校」へ 定員割れ続き志願者数の増加が見込めず 私立高校の授業料完全無償化の影響も

MBSニュース / 2024年8月26日 18時0分

大阪府立高校 新たに2校「廃校」へ 定員割れ続き志願者数の増加が見込めず 私立高校の授業料完全無償化の影響も

 定員割れが相次ぐ大阪の公立高校。新たに2校を廃校とする方針が決まりました。

 8月26日、大阪府庁で開かれた会議で、2026年度から募集を停止する方針が決まった府立高校の1つ目は、大阪市大正区にある大正白稜高校です。大正区内の2つの高校が合併して6年前に開校したばかりでしたが、翌年から定員割れが続き、今年春の入試の倍率は0.46でした。もう1つは堺市西区にある福泉高校。4年連続で定員割れしていて、今年春の入試の倍率も0.60と、志願者数の増加が見込めないということです。

 去年からは「2028年までに9校」をめどに統廃合の計画が進められていますが、今年始まった「私立高校の授業料完全無償化」の影響もあり、府立高校の約半数が定員割れとなっています。

 府の教育庁は、府立高校の入試日程を早めて中学と高校の連携を強めるなどの対策も取っていますが、高校教育の分野で公立と私学のバランスをどのように取るつもりなのか。教育庁のトップは次のように話します。

 (大阪府 水野達朗教育長)「私は私学だけを見ているわけでは当然ございません。公立私立が切磋琢磨していき、選ばれる高校であることを追求していくことが私のバランスのとり方」

 府教委は今後も各地域の学校教育を維持しながら再編計画を進めていく方針です。

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