万博の期間中は地下鉄が混雑！？沿線企業に協力求める『時差出勤』『テレワーク』の実証実験を実施へ

　万博期間中の地下鉄の混雑解消になるか。「時差通勤」を実証実験です。

　来年の大阪・関西万博には、１日に最大で約２２万７０００人の来場が見込まれていて、会場の夢洲に繋がる大阪メトロ中央線では、朝のラッシュ時の乗車率は１４０％を超えると予想されています。

　博覧会協会などは、沿線の企業などに万博期間中の時差出勤やテレワークに協力するよう求めていて、実証実験を９月３０日から１週間行うと発表しました。

　（大阪府　吉村洋文知事）「実際にトライアルをしたらどうなるのかということを、呼びかけも含めて実施をして、出た結果・課題を洗い出して万博本番につなげていきたい」

　地下鉄の混雑対策について、博覧会協会などは実証実験の結果をもとに具体案を検討したいとしています。