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「違法な賃金体系だ」としてサカイ引越センターの社員らが提訴 未払いの残業代など計約3600万円の支払いを求める

MBSニュース / 2024年8月27日 17時55分

「違法な賃金体系だ」としてサカイ引越センターの社員らが提訴 未払いの残業代など計約3600万円の支払いを求める

 残業代が不当に安く抑えられているとして、サカイ引越センターの社員らが提訴です。

 訴えを起こしたのは、引っ越し大手「サカイ引越センター」で作業員兼ドライバーを務める社員や元社員計6人です。

 訴状などによりますと、サカイ引越センターは基本給を6万円と低い水準にし、歩合給の割合を高くしているということです。時間外労働の1時間あたりの賃金は、基本給と歩合給を労働時間で割り、それぞれの割り増し率をかけ合わせるなどして計算されます。歩合給の割増率は基本給に比べて低く抑えられているので、歩合給の割合が高くなるほど残業代は安くなる仕組みです。

 提訴した6人は「本来基本給に含まれるべき手当も歩合給に含まれていて、違法な賃金体系だ」などとして、未払いの残業代など計約3600万円の支払いを求めています。

 (原告代理人 村松暁弁護士)「仕組みを変えないかぎりは労働基準法違反の状態がずっと続いてしまう。今働いている現役の皆さん、これから働く皆さんにとっても意義のある裁判ではないかと思います」

 サカイ引越センターは「訴状が届いていないのでコメントできない」としています。

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