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路線バスの運転手不足が深刻 民間の廃止決まった交野市はドライバー確保めどたたず「時給を上げても、取り合いになって不足」

MBSニュース / 2024年8月28日 19時30分

路線バスの運転手不足が深刻 民間の廃止決まった交野市はドライバー確保めどたたず「時給を上げても、取り合いになって不足」

「路線バスの運転手不足」深刻な現状が大阪で明らかになりました。民間バスの廃止が決まった大阪府交野市では、代替バスの運転手確保のめどがたっていないということです。

交野市によりますと、京阪バスは運転手不足などの理由で、京阪交野市駅と星田駅を結ぶ「交野南部線」など、4つの路線を来年3月に廃線にし、停留所34ヵ所を廃止することを26日に決定しました。

この決定を受け、交野市はマイクロバスなどを走らせる代替案を計画していましたが、大阪・関西万博の会場に向かうシャトルバスや、子ども無料招待事業へのバスの確保で運転手の確保が困難になっているということです。

(山本景交野市長)「時給を上げても、運転手の数が増えることがないので、取り合いになって不足していることに間違いない」

市がバス運転手の採用を委託している業者は、「全国的な運転手不足により、運転手の確保が困難な状況になっていることに加え、万博開催により2種免許を保有する運転手の確保は非常に厳しい状況になっている」と市に説明しているということです。

こうした状況、交野市のバス利用者らに話を聞きました。

「こればっかりは、仕方ないと思うけど、市民の『足』。高齢者になるほど、確保をしてほしいなと思います」

「(バスに乗らないと、所要時間は違う?)今は5~6分くらいやけど、15~20分になるかな」

「つらいんゆうか、継続してほしいと思う。免許返納してますから」

交野市は運転手の確保ができ次第、京阪バスの4路線が廃線となる来年3月までに代替バスを開始させたいとしています。

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