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【速報】博物館で車降りて20m…斎藤知事は「歩かされたことに怒ったのでなく、円滑な車の侵入を確保していなかったことへの注意だ。」職員は「理不尽と感じた」

MBSニュース / 2024年8月30日 15時45分

【速報】博物館で車降りて20m…斎藤知事は「歩かされたことに怒ったのでなく、円滑な車の侵入を確保していなかったことへの注意だ。」職員は「理不尽と感じた」

◆20メートル歩かされた現場にいた幹部職員の証言

兵庫県の斎藤知事のパワハラ疑惑を調査している30日の百条委員会。午後の証人尋問でも、県の職員らが相次いで証言しています。


一人目は、斎藤知事が播磨町の県立考古博物館に出張した際、出入口の20メートルほど手前で公用車から降ろされ歩かされて、職員らを叱責したとされる疑惑に関係する幹部職員です。

その職員は、当時の状況を説明。「ドアが開いて、知事が降りてきた。車止めを見て『なぜどけておかない。それで車が通れると思っているのか』などと言われたと証言。言われた際は、「非常に強い調子で叱責されて想定外、頭の中が白くなった」と証言しました。

職員は、”知事の強い叱責は、業務に必要な範囲内か”と聞かれると「必要な範囲とは思いません」と回答。さらに「理不尽と感じています」とも話しました。


◆斎藤知事が証言

この疑惑について、午後3時から出頭した斎藤知事は以下のような見解を示しました。

「(待っていた)2人の職員のところまで行くと思ったのに、車が止まったので、車止めを外すことを失念していたのではないかと。動線を確保できてなかったんではと思った。」

斎藤知事は、「歩かされたことに怒ったのではなく、円滑な車の侵入を確保していなかったことへの注意だ。」と述べたうえで、「私は車の進入禁止エリアと認識していなかった。当時の認識としては、私の認識は道理的だと思う。」と証言しました。

斎藤知事への証人尋問は続いています。

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