関学のアメフト部員がカナダ遠征で“大麻製品”を使用か 処分受けた部員は大麻の使用を否定

　８月３０日午後４時ごろ、関西学院大学アメリカンフットボール部が会見を開き、大村和輝監督らが謝罪しました。日本アメリカンフットボール協会によりますと、今年６月から行われたＵ２０日本代表カナダ遠征の際に５人の選手に規律違反があり、１人については大麻を含むと考えられる製品を所持・使用したということです。この選手は日本代表選抜資格の無期限停止処分を受けました。

　一方、関西学院大学は記者会見で、この選手は大麻を使ったか調べる毛髪検査を受けなかったことで部としての処分も受けたとしていて、選手は大麻の使用を否定しているということです。

　（関西学院大学アメフト部　小野宏ディレクター）「（処分は）日本協会の毛髪検査を受けなかったということによるもので、それが必ずしも大麻所持・使用の事実認定にかかるというふうに思っておりませんし、それ以外に新しい情報があるわけではありません。この点は現時点において、日本協会の発表内容とは見解の相違があります」

　関西学院のアメフト部は学生日本一を決める甲子園ボウルで最多の３４回優勝を誇る強豪校で去年１２月には６連覇を達成していました。