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飲食店同士で人手を融通 勤務シフトに余裕のある店から従業員を派遣 大阪で実証実験

MBSニュース / 2024年9月2日 18時15分

飲食店同士で人手を融通 勤務シフトに余裕のある店から従業員を派遣 大阪で実証実験

 深刻化する人手不足に対応しようと、飲食店同士が従業員を融通し合う実証実験がスタートしました。

 大阪の人気観光地・黒門市場にある飲食店「神戸牛と海鮮丼 にくあんど」。ランチ時に店を訪れたのはお客さん、ではなく…

 「きょうは1時間ほど、ホール業務をヘルプで来ました」

 やってきた男性は、別の飲食店から派遣されてきた従業員です。人手が足りないとして「ヘルプ」の要請を受けて1時間だけ助っ人にきました。この派遣サービスは、大阪の飲食店などが加盟する「大阪外食産業協会」の実証実験。登録している店が人手が足りない時にアプリで「ヘルプ」を発信すると、勤務シフトに余裕のある別の飲食店から従業員を派遣してもらえるというものです。ヘルプした従業員の給与は、要請した店が負担します。

 (利用した店のエリアマネージャー)「きょうみたいなお昼のピークの時間帯が(人手が)本当に足りていなくて、同じ(飲食)業態なので、接客も同じようにやってもらえるので安心感はあります」

 同業者同士で人手を融通し合うことで即戦力として働いてもらえるのがメリットです。

 (ヘルプに入った従業員)「すごくスムーズに(業務に)入っていけました。問題なくいけたかなと思います」

 ヘルプの仕事を終え、男性は本来の職場へ。大阪外食産業協会では今後、万博の開催などを見据え、実証実験を2か月間実施。使いやすさや課題を検証した上で、業界としての人手不足の解消につなげていきたいとしています。

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