身体障がい者らに交付「駐禁除外標章」を不正使用か…中国籍の輸入代行サービス業の男逮捕 経営者の男性「中国人からSNSで5万円で買った」

　身体障がい者らに交付される「駐車禁止除外指定車標章」を不正に使用したとして、男が逮捕されました。

　偽造有印公文書行使の疑いで逮捕されたのは、中国籍の輸入代行サービス会社の従業員・李東暁容疑者（28）です。

　警察によりますと、李容疑者は、今年5月、大阪市中央区の路上で、パーキングチケットが設定されているエリアに、会社の車のダッシュボードに偽造した「駐車禁止除外指定車標章」を置き、使用していた疑いがもたれています。

　李容疑者は、商品の配送業務のため、路上に駐車していたということです。

　また、李容疑者が勤務する輸入代行サービス会社の経営者の男性（36）も同じ容疑で書類送検されています。

　警察の調べに対し、経営者の男性は「中国人からSNSで5万円で買った」などと話していて、2人は容疑を認めているということです。