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兵庫・片山元副知事が証言 文書知った当初の姿勢明らかに 斎藤知事は「徹底的に調べてくれ」片山氏は「公益通報の認識なし」も「パワハラ入って厄介」

MBSニュース / 2024年9月6日 11時25分

兵庫・片山元副知事が証言 文書知った当初の姿勢明らかに 斎藤知事は「徹底的に調べてくれ」片山氏は「公益通報の認識なし」も「パワハラ入って厄介」

兵庫県の百条委は6日午前10時半、片山安孝元副知事の証人尋問が行われています。

まずは奥谷委員長から片山氏が告発文をはじめて目にしたときのことについて質問が飛びます。

片山氏は「文書の存在の把握について、3月21日に知事室に来るように秘書課に言われて、知った。」「その場の議題は告発文書について。知事から初めて見せていただきました」と述べました。

その際の斎藤知事の発言について片山氏は、「こういうものを入手した、急ぎ調べてくれ」という主旨の発言をしたと思っています、としました。


◆「徹底的に調べてくれ」と発言

「調べてくれ」の意味について片山氏は「確認はしなかったが、誰が、どういう目的で出したのか」という意味だと受け取ったとし、また知事から「徹底的に調べてくれ」という発言があった記憶があると証言しました。

書類を見た際の感想として、「パワハラが入っているので、やっかいになりそう」と思ったと述べました。

またその場にいた総務部長が「『パワハラは受け取り方の問題ですよね』と、知事の前で言った記憶があります。ただそれでも調査をと言われたので引き下がった」としました。


◆事情聴取での自らの発言は?

続いての質問は、3月23日の知事らとの協議。県の調査によって告発文を書いたのが元幹部職員という可能性が浮上、3班に分かれて調査することになったといいます。その態勢を「知事も知っているのか?」と聞かれた片山氏は、「報告はしていない、知らないと思います」としました。

次に百条委の奥谷委員長は、片山氏が元幹部職員を直接聴取した際の音声データの内容を一部明かしました。

その中で片山氏は「名前が出てきたものは、一斉に嫌疑をかけなしゃあない、全部チェックする。それは覚悟してもらわなあかん」などと、職員の個人名もあげて発言していたというのです。


◆「不正な目的早く見つけないと」と思った

これについて片山氏は、「調査で出た名前について、調べなければならない」と認識した。

「クーデター」「革命」などの文字があり、「斎藤県政に対するダメージを与える認識があるのではと思い、調べなければいけないと思った」と証言。

片山氏は、「共同行為者を調べなければならない。知事を排除しようとしている不正なものなので、早く見つけないといけないと思った」と述べました。


そして片山氏は『公益通報として調査』という認識はあったのかと問われると、早口で「ありませんでした」と述べました。

告発文書を知った当初の、片山元副知事らの姿勢の一端が明らかになりました。

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