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父親の動機は?口内におしりふき、赤ちゃん重体 家に容疑者と長男のみ 近隣は「あの家族に子どもがいることも知らなかった」

MBSニュース / 2024年9月7日 9時30分

父親の動機は?口内におしりふき、赤ちゃん重体 家に容疑者と長男のみ 近隣は「あの家族に子どもがいることも知らなかった」

9月4日、深夜の住宅街に救急車のサイレンが鳴り響きます。大きな音で目を覚まし、様子を見に行ったという近隣住民は、当時をこう話します。


◆男性が泣きながら家の外へ…

「救急隊員が数人で、何かを抱きかかえて家から出てきた。そのあと家から若い男性が、まわりに聞こえるほどの声で、泣きながら外に出てきた」

住民によると、泣いていた男性は、この住宅に住む赤ちゃんの父親とみられます。

警察によりますと、4日午後11時すぎ、「生後2か月の男の子が、おしりふきを口に入れ、血を噴いている。意識と呼吸がない」と、赤ちゃんの父親から消防に通報がありました。

赤ちゃんは救急搬送されましたが、意識不明の重体です。


◆おしりふきが入って窒息状態

診察をした医師は、「折りたたまれたおしりふき」が、赤ちゃんの口の中に入って窒息状態になっていたことを不審に思い、警察に通報したということです。

翌日、殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、赤ちゃんの父親で、奈良県橿原市の会社員・東宗也(28)容疑者。4日夜11時前に、生後2か月の長男の口に、おしりふきを入れて殺害しようとした疑いがもたれています。

警察の取り調べに対して東容疑者は「口におしりふきを入れたことは間違いないが、殺す気はなかった」と容疑を一部否認しているということです。


◆「あの家族に子どもがいることも知らなかった」

事件現場になった容疑者宅は、奈良県橿原市の国道沿い、店舗兼住宅が4軒並んでいる一戸建てです。

両端はいまも店舗がありますが、東容疑者宅は以前、パソコン教室だったところに、数年前に引っ越してきた、店はやっていない、と近くの人たちは話します。

直接、東容疑者らと接点のあった人も少なく、「顔を見たことがある程度」「あの家族に子どもがいることも知らなかった」と近くの人たちは話しました。


◆事件当時は父親と長男のみ

警察によりますと、東容疑者は妻と長男の3人暮らし。しかし当時自宅にいたのは2人のみで、妻は仕事に行って、不在だったということです。

東容疑者が生後2か月の長男の面倒をみるようになったのは最近で、妻は「東容疑者が面倒をみられるようになったため、子どもを任せて仕事に出ていた」と警察に話しているということです。

ベビーベッドには、血のついたおしりふきが複数枚残っていたといい、警察は動機などについて、今後東容疑者らから事情を聴く方針です。

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