万博パビリオン建設現場で転落事故 ５０代の作業員が頭を打ち出血 再発防止策まとめるまで工事は中止

　大阪・関西万博のパビリオンの建設現場で、男性作業員が転落する事故がありました。

　９月９日午後４時すぎ、大阪・夢洲にある万博の建設現場で、「男性が階段から転落した」と消防に通報がありました。警察によりますと、男性は頭を打って出血していて、病院に運ばれましたが、意識はあるということです。

　博覧会協会によりますと、男性は５０代の作業員で、パビリオンの建設現場で２階から３階に上がる階段の３階近くから地下の配管ピットに転落したということです。工事業者が事故原因を調べていて、再発防止策をまとめるまで工事は中止するということです。

　万博会場の建設現場で起きた転落事故は初めてだということです。