斎藤知事「若い世代への投資が私の改革。続投したい気持ちが強い」 全会派が不信任案提出の見込みも改めて辞職を否定

　パワハラ疑惑などを告発された兵庫県の斎藤元彦知事。県議会の全会派から不信任案が提出されることになりましたが、９月１３日午前、知事は「続投したい気持ちが強い」と改めて辞職する考えのないことを示しました。

　兵庫県の斎藤元彦知事をめぐっては、１２日午前に自民党など４つの会派と無所属の県議４人が即時の辞職を要求しました。９日にはすでに維新の会が辞職と出直し選挙の実施を申し入れていて、県議会は８６人いる全ての議員が知事に辞職を求めています。

　関係者によりますと、全ての会派が１９日の議会で不信任案を提出することで合意したということです。

　辞職への圧力が日ごとに強まっていますが、知事は１３日午前、改めて辞める考えのないことを示しました。

　（兵庫県　斎藤元彦知事）「県立大学の無償化、県立高校の環境整備、不妊治療であったりとか若い世代への投資にしっかり向けていくことが私の改革ですので、この歩みは私は止めるべきではないという思いで、続投したい気持ちが強いです」

　提出された不信任案が可決されれば知事は１０日以内に議会を解散するか、失職するかの選択を迫られます。