岸和田で「だんじり」の試験曳き 全速力で角を曲がる大迫力の『やりまわし』も！提灯や横断幕で彩られ街はだんじりムードに

　９月１４日に宵宮を迎える岸和田だんじり祭。１３日には、だんじりの試験曳きが行われました。

　（中野広大アナウンサー）「さあ今、春木南のだんじりが小屋から出てきました。一斉に青年団のみなさんが綱を曳いてゆっくり歩みを進めていきます」

　９月１３日午前１０時半、春木南のだんじりが小屋から出されると、この瞬間を待ちに待っていた若者たちが駆け抜けます。曲がり角にさしかかるとさっそく、全速力で直角に曲がる「やりまわし」が始まります。

　（中野アナウンサー）「勢いをつけたままそのままいっきに曲がっていきます！決まりました！」

　だんじり初体験の中野アナウンサー、少年のように追いかけます。

　（中野アナウンサー）「結構走らないと追いつけません」）

　一緒に走っていた「団長」に話を聞きました。

　（春木南青年団　団長・角野匠さん）「（Ｑ今年も始まりましたが？）夏の暑さよりもアツい集団になっているんで、安全えい行でケガなく、いい祭りとしてやっていけたらなと思います」

　そんなアツい集団を見守る１３日の岸和田の街は、至るところがだんじりムード。駅前も提灯や横断幕で彩られています。

　豪快な「やりまわし」が見られるカンカン場では、朝から場所取りが始まっていました。

　「（Ｑだんじりの魅力は？）やりまわしが決まったら鳥肌立ってね」
　「僕ら写真が趣味なんで、だんじりのいい瞬間を撮りにきた」
　「ここがやっぱり一番見どころなんやろなと」

　（筋海町青年団のみなさん）「（Ｑ岸和田だんじり祭の魅力は？）子どもから大人まで一致団結できるところが一番の魅力だと思います」