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「車を買ったばかりで見せたい気持ちがあった」忘年会後の飲酒運転で親子2人死傷 男が起訴内容を認める 大阪地裁

MBSニュース / 2024年9月18日 18時0分

「車を買ったばかりで見せたい気持ちがあった」忘年会後の飲酒運転で親子2人死傷 男が起訴内容を認める 大阪地裁

 飲酒運転で親子2人を死傷させた罪に問われている男。初公判で起訴内容を認めました。

 視覚障害があり白杖をついて歩いていた息子に母親が付き添い、2人で駅に向かっていた途中、事件は起きました。

 起訴状によりますと岩井拓弥被告(31)は去年12月、大阪府岸和田市の道路で酒に酔った状態で乗用車を運転。対向車線脇の路側帯に突っ込んで、歩いていた親子2人をはね、母親の大久保春江さん(当時82)を死亡させ、息子(当時50)にも外傷性くも膜下出血などの重傷を負わせたとして、危険運転致死傷の罪に問われています。

 9月18日の初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた岩井被告。検察官や弁護人の冒頭陳述などによりますと、被告は自宅から車で知人らとの忘年会に向かい、居酒屋やスナックなど計4軒で大量に飲酒。1軒目ですでにジョッキで8杯ほどのビールを飲んでいたといいます。

 なぜ車で行ったのかと弁護人に問われると…

 (岩井被告)「(出発ギリギリまで)家の掃除や洗濯などの家事があったというのと、車を買ったばかりで、正直見せたいという気持ちがありました」

 裁判は9月19日に結審し、9月24日に判決が言い渡されます。

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