中２男子いじめ自殺から１３年 当時生徒が通っていた中学校で“命の大切さを発表する”特別授業 滋賀・大津市

　滋賀県大津市で中学生がいじめを苦に自殺してから１０月１１日で１３年です。

　１３年前の１０月１１日、大津市内の中学校に通っていた当時中学２年の男子生徒が自宅マンションから飛び降り、亡くなりました。当初、市教委は「いじめはあったが自殺との因果関係は不明」として調査を打ち切りましたが、その後、第三者委員会が「いじめが自殺の直接的な原因」と認定しました。

　１１日、男子生徒が通っていた中学校では特別授業が行われ、生徒らは命の大切さや共生社会など、これまで学んだことを発表しました。

　（中学校の校長）「１３年前に本校の生徒が自ら命を絶たれたことについては、大変重く受け止めております。引き続き、強い気持ちを持っていじめ防止対策に取り組んでまいりたい」