【衆院選】“無所属の大物”に新人３人が挑む形の兵庫９区 各候補が訴え 投開票は１０月２７日

　衆議院選挙は１０月１５日、公示日を迎え、１２日間の短期決戦に突入しました。

　無所属となった地元の“大物議員”に新人３人が挑む形となる兵庫９区。立候補したのは、届け出順に、次の４人です。

　立憲民主党の新人で元兵庫県議の橋本慧悟さん（３５）。政治と金の問題を一掃し、未来の世代へつなげる政治を訴えます。

　（立憲・新人　橋本慧悟さん）「今の暮らしを精一杯頑張っている私たち一人一人がもっともっと幸せになれるような、そんな社会を目指して。政治を変えて、そして私たちの生活をもっと良くする。その強い決意で挑んでまいります」

　共産党の新人で元高校教師の高田良信さん（７８）は、最低賃金の値上げなどによる職場環境の改善を訴えます。

　（共産・新人　高田良信さん）「全く清潔で金権腐敗で、そして政党助成金も受け取らないで、自分たちの力で政治を変えようという政党が日本共産党です」

　日本維新の会の新人で元国交省官僚の加古貴一郎さん（６１）は、インフラ整備や産業の発展による地方創生を掲げました。

　（維新・新人　加古貴一郎さん）「新しい都市圏、新しい経済圏、新しいコミュニティーの形、そういったものをしっかり生み出して、全国の模範としてこの明石・淡路でやって、それを全国に広げていく。平等にチャレンジできる、そういう日本を新たにつくっていきたい」

　「裏金」問題で自民党からの公認を失った前衆院議員の西村康稔さん（６２）は、８期目の当選を目指し、政治資金の透明化を目指すと訴えました。

　（無所属・前職　西村康稔さん）「政治資金改革、先頭に立って進めていきたいと思います。唯一の明石・淡路で育った候補者であります。そして日本の舵取りをもう一度私に任せてください、西村に任せてください」

　日本の未来を決める衆院選。投票は１０月２７日で、即日開票されます。