1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

【速報】新たな国宝に京都府宇治市の「萬福寺」隠元(いんげん)禅師が創建した黄檗宗の大本山 「長楽館」は新たな重要文化財に指定決まる

MBSニュース / 2024年10月18日 17時0分

【速報】新たな国宝に京都府宇治市の「萬福寺」隠元(いんげん)禅師が創建した黄檗宗の大本山 「長楽館」は新たな重要文化財に指定決まる

 京都府宇治市にある萬福寺の本堂などが「国宝」に指定されることになりました。

 京都府によりますと宇治市の萬福寺は、禅宗のひとつ、黄檗宗の大本山で、1661年、中国の高僧・隠元(いんげん)禅師によって創建されました。

 国宝に指定されることになったのは、萬福寺の本堂・「大雄宝殿」と玄関にあたる「天王殿」、説法を行う「法堂」の3棟です。本堂などの軒下には、龍の腹をイメージした天井などがあり、中国仏教建築と日本の寺院建築の手法を融合した独自の建築様式が特徴です。

 (萬福寺 近藤博道住職)「中国から日本に来た方が、『これが明の時代の建物だ』と大変喜んでおられた」

 建築物としても高い価値があるほか、日本の芸術、それに煎茶をはじめとする新たな食文化などが広がったことも文化史的に深い意義が認められるとしています。

 ◆長楽館は重要文化財に

 また新たに重要文化財に指定されることが決まったのは、「長楽館」として知られる旧村井家別邸です。

 アメリカ人建築家ガーディナーの設計で明治42年に建てられた洋風建築は、西洋風・中国風・和風など各部屋の性質に応じて異なる意匠でまとまった華やかな洋風建築です。

 歴史的な建造物の中で、お茶やケーキを楽しめるカフェなどがあることでも知られていますが、10月18日の答申を受けて長楽館は、「京都の実業家・村井吉兵衛が建てた貴重な洋館をホテルとして活用し、お客様にその歴史的・文化的価値をお伝えしてまいります。」とHPでコメントしています。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください