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【ピーコさん】「本当に感謝。パイオニアだと思う」番組コーナーで共演のナジャさん語る MBS「ちちんぷいぷい」に約15年間コメンテーターとして出演

MBSニュース / 2024年10月21日 16時15分

【ピーコさん】「本当に感謝。パイオニアだと思う」番組コーナーで共演のナジャさん語る MBS「ちちんぷいぷい」に約15年間コメンテーターとして出演

 辛口のファッションチェックで人気を博し、双子の弟とともに「おすぎとピーコ」としても活躍していたファッション評論家のピーコさんが亡くなりました。79歳でした。

 関係者によりますと、ピーコさんは9月3日、敗血症による多臓器不全で亡くなり、すでに葬儀は近親者で行ったということです。

 MBSでは、「ちちんぷいぷい」のコメンテーターを2006年4月から約15年間務め、政治や経済、どんな話題でも、辛口ながらも温かみを感じさせるコメントが爽快でした。

 同性愛を公表することが珍しかった時代に、自らが同性愛者であることを堂々と公言。“オネエ系タレント”と呼ばれる先駆け的存在ともなりました。

 また、左目に皮膚がんの一種、悪性黒色腫(メラノーマ)が見つかり、摘出後に義眼を入れていることも公表。裏表がなく、厳しくも優しい人柄が、多くの人々に愛されました。

 ナジャ・グランディーバさんとのコンビで“イケメン探し”の旅を楽しむ「声出ちゃってごめんなさい!」のコーナーでは、体を張った数々の放送で、スタジオやお茶の間を笑いを届けました。

 3年前、「ちちんぷいぷい」の最終回で元気な姿を見せてくれたピーコさん。そのコメントもピーコさんらしいものでした。

 (ピーコさん)「嫌がられても、大阪に来ます!」

 10月21日、MBSの「よんチャンTV」に出演したナジャさんは、共演時を振り返り「(ピーコさんが)いわゆるオネエタレントとしてテレビに出だしたとき、市民権とか何も得られていない時代に、すごく苦労なさったと思うんですよね。ただ、『昔は苦労したんだよ』っていうような話を私にするわけでもなく、そういうのを自分の中に秘めたまま、すごく楽しく振舞ってくださっていたと思うと、ジーンとくるものがあります」とコメント。

 また、「コメンテーターでオネエタレントが座っているというのも、おすぎとピーコさんがいなかったら、今でもないような気がするんです。そういう意味でもすごくパイオニアだと思います」と語り、「なによりまず、感謝です、ありがとうございました。LGBTQの方の道を切り開かれたところもあると思うので、本当に感謝ですね。お疲れさまでしたということを伝えたいです」と話しました。

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