捜査関係書類を137点 自宅や車にため込み 神戸地検の職員を懲戒処分

神戸地検の事務官が捜査関係書類１３７点を自宅などにため込んだとして減給処分を受けました。

減給６か月の懲戒処分を受けたのは、神戸地検の５０代の男性事務官です。

事務官は２０１６年４月頃から今年６月頃にかけて、捜査に関係する書類１３７点を事件記録などに整理せず、自宅や自家用車などにため込んでいたということです。

別の職員が事務官の執務室を整理していた際にため込まれた書類を発見。

その後の調査で自宅などからも見つかり、事務官は「書類の整理が追い付かなかった」などと話したということです。

情報の流出や捜査、公判への影響は確認されていないということです。

神戸地検は「今回の件を深刻に受け止め、改めて職員に対する指導を徹底し、再発防止に努める」などとコメントしています。