「気づいた時は真っ黒な煙」市営住宅の火事で１人の遺体が見つかる 焼けた部屋に住む８０代男性と連絡取れず 大阪・西成区

　１０月２６日朝、大阪市西成区の市営住宅で火事があり、焼け跡から１人の遺体が見つかりました。この部屋に住む８０代の男性と連絡が取れていないということです。

　２６日午前７時すぎ、西成区北津守で、５階建ての市営住宅から「煙が出ている」と通行人から消防に通報がありました。警察などによりますと、火は約２０分後にほぼ消し止められましたが、５階の角部屋約２５平方メートルが焼損し、焼け跡から１人の遺体が見つかりました。

　（近隣住民）「（Ｑ煙は？）出てましたね、だいぶ。気づいた時は真っ黒でした」

　この部屋には８０代の男性が１人で住んでいたということですが、連絡が取れていないということです。警察は遺体の身元の確認を進めるとともに出火原因を調べています。