「酒を飲んで運転した」高齢女性が車にはねられ死亡 “運転していた”男性から「基準値以上のアルコール」 大阪・岸和田市

　28日、大阪岸府和田市の路上で高齢女性が乗用車にはねられる事故がありました。女性は病院へ運ばれましたが、その後死亡が確認されました。車を運転していたとみられる男性から基準値以上のアルコールが検出されたということです。

　28日午前1時24分ごろ、大阪府岸和田市上松町で「事故をしてしまった　車と歩きだと思う」と車に同乗していたとみられる20才の男性から警察に通報がありました。

　警察によりますと、片側一車線の道路で北西から南東に向かって走っていた乗用車が、横断歩道のない場所で道路を東から西に徒歩で横断していた高齢女性をはねたということです。

　女性は意識不明の重体で病院に搬送されましたが、その後死亡が確認されました。

　警察は車に乗っていた20歳の男性2人から話を聞き、うち運転していたとみられる男性から基準値以上のアルコールが検出されたほか、「酒を飲んで運転した」などと話しているということです。

　警察は過失運転致死の疑いで捜査するとともに事故の原因について調べています。