『段ボールの底に投票用紙が…』衆院選の不在者投票５２５人分が大阪・豊中市のミスで無効票 富田林市でも３２票が無効に…

　きのう投開票が行われた、衆議院議員選挙の５２５人分の投票が、ミスで無効になっていたことがわかりました。

　豊中市選挙管理委員会によりますと、昨夜の衆院選の投開票で実際の票数と投票者数が合わず、開票所付近を捜したところ、けさになって駐車していた選管の車両から記入済みの投票用紙が５２５枚見つかったということです。

　いずれも比例代表の不在者投票用紙で、滞在先の市町村から投票用紙を封筒に入れて郵送するものでした。

　投票所での開封作業にミスがあり、投票用紙の上に封筒を重ねて段ボール箱に詰めていたため職員が気づかず、箱を車両に放置していたということです。

　この５２５票は午後８時までに投函されなかったため無効になっています。

　豊中市選挙管理委員会は「投票者のご意志を選挙結果に反映できなかったことについては大変申し訳なく思います」とコメントしています。

　今回の衆院選では、大阪府富田林市でも不在者投票の手続きにミスがあり、比例代表の３２票が無効になっています。