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「すべてがなくなってしまう、それが『いのち』をなくすこと」奈良女児殺害事件からまもなく20年 通っていた小学校で『いのちの集会』

MBSニュース / 2024年11月15日 12時15分

「すべてがなくなってしまう、それが『いのち』をなくすこと」奈良女児殺害事件からまもなく20年 通っていた小学校で『いのちの集会』

 奈良市で当時小学1年生の女の子が誘拐・殺害された事件からまもなく20年です。通っていた小学校で「いのちの集会」が行われました。

 奈良市の小学1年生だった有山楓さん(当時7)は20年前の2004年11月17日、下校途中に新聞配達員の男に誘拐され、殺害されました。

 通っていた小学校では事を風化させないよう毎年この時期に「いのちの集会」を実施。11月15日、児童が体育館に集まり、命の尊さや人と支えって生きることの大切さを考えました。

 (奈良市立富雄北小学校 後藤誠司校長)「元気よく(教室を)『さようなら』と言って出た楓さん。でもその姿を見ることはもうありません。すべてがなくなってしまう、それが『いのち』をなくすということなんです」

 集会の後は命について考える授業も行われました。

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