「人間とは判断できなかった」ひき逃げの疑いで７０歳の歯科医師を逮捕 ７３歳男性が意識不明 大阪・吹田市

　１１月１４日に大阪府吹田市の府道で高齢の男性がひき逃げされ重体となった事件で、７０歳の歯科医師の男が逮捕されました。

　ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは、歯科医師の新谷啓一容疑者（７０）で、１４日午前６時ごろ、吹田市千里山竹園の府道で、歩いていた７３歳の男性を車ではね、その場から逃げた疑いが持たれています。男性は頭を強く打ち、現在も意識不明の重体です。

　現場付近の防犯カメラに、事故の後、新谷容疑者の車が走り去る様子が映っていたことから関与が浮上。警察の調べに対し新谷容疑者は「物のようなものにぶつかったが、人間とは判断できなかった」と容疑を否認しているということです。