屋根の修繕工事の契約めぐりリフォーム会社の２７歳社長逮捕 『クーリングオフ』について故意に説明しなかったか

　京都府南丹市で住宅の屋根の修繕工事を契約する際にクーリングオフについて説明しなかったなどとして、リフォーム会社の社長が逮捕されました。

　逮捕されたのは、大阪市中央区のリフォーム会社「新日立建託」社長・西村元貴容疑者（２７）です。警察によりますと、西村容疑者は今年９月、南丹市で男性（７２）に対し住宅の屋根の修繕工事を契約する際に、期間内であれば契約解除できる「クーリングオフ」について故意に説明しなかったなどの疑いがもたれています。

　京都府内では今年９月以降、「屋根の修理で点検商法を受けている」などといった通報や相談が約３００件寄せられていて、なかには西村容疑者の会社と約８００万円の契約をした人もいたということです。調べに対し西村容疑者は黙秘しています。