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“机を叩いた”市長は斎藤知事に謝罪 知事と市長・町長の意見交換会 「混乱や停滞が続いてしまうのではないかと大変心配」との指摘も

MBSニュース / 2024年11月26日 19時25分

“机を叩いた”市長は斎藤知事に謝罪 知事と市長・町長の意見交換会 「混乱や停滞が続いてしまうのではないかと大変心配」との指摘も

 兵庫県の斎藤元彦知事。選挙戦で対立候補を応援した市長らと意見交換会です。

 (兵庫県 斎藤元彦知事)「市や町の行政に対して、不安や心配を与えてしまったことは、大変申し訳ないというふうに思っております」

 市長や町長らとの意見交換会の冒頭、一連の文書問題で県政に影響を与えたことを謝罪した斎藤知事。斎藤知事と市長らとの間には“ある溝”が…

 (丹波篠山市 酒井隆明市長※11月14日)「私たちは稲村和美さんを支持すると表明させていただきます」

 知事選の投票直前、県内の市長22人が対立候補だった稲村和美さんの支持を表明。さらに、この会見で机を叩く行為がSNS上などで批判された相生市の谷口芳紀市長は、11月22日、「選挙となると気合いが入ってしまった」などと謝罪しました。

 (相生市 谷口芳紀市長※11月22日)「斎藤知事をはじめ、多くの人に大変不愉快な思いをかけてしまいました。心からおわびを申し上げたい」

 そして11月26日、意見交換会の会場の入口には、斎藤知事を待ち構える相生市の谷口市長の姿が。斎藤知事が現れると、頭を下げ謝罪しました。

 (谷口芳紀市長)「申し訳ございませんでした」

 意見交換会が始まると、市長会の会長・丹波篠山市の酒井市長から手厳しい指摘がありました。

 (酒井隆明市長)「『知事は斎藤さんがふさわしい』と、こういう民意は大変尊重しなければいけないと思っています。ただし、知事には百条委員会や第三者委員会の審議も続いていますし、このたびの選挙でもいろんな点が指摘されるなど、まだ混乱や停滞が続いてしまうのではないかと大変心配もしています」

 これに対し斎藤知事は…

 (斎藤元彦知事)「ご指摘は本当に大事だというふうに思っております。これから文書問題に関しても百条委員会や第三者機関の審議も続きますので、そこには丁寧に対応していくということが大事だと思っております」

 約1時間半の会が終了後、記者の質問に応じた斎藤知事は、次のように述べました。

 (斎藤元彦知事)「再スタートが切れたのは大変良かったと思います。より密なコミュニケーションを図っていくことが本当に大事だと思いますし、その声をお伺いできたのは、貴重な機会だったと思います」

 あくまでノーサイドを強調する斎藤知事ですが、市長らとの「溝」は埋まったのでしょうか。

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