１７年前の加古川女児殺人事件 凶器は薄い片刃のナイフか 勝田容疑者は黙秘

　１７年前、兵庫県加古川市で小学２年の女の子が殺害された事件で逮捕された男が、薄い片刃のナイフを使ったとみられることが警察への取材でわかりました。

　勝田州彦容疑者（４５）は２００７年、兵庫県加古川市で当時小学２年の女の子の胸などを刃物で刺して殺害した疑いがもたれています。女の子の傷の状況などから使われたのは、薄い片刃のナイフとみられることが警察への取材でわかりました。

　勝田容疑者は、岡山県で別の女の子（小３）を殺害した事件で無期懲役の刑で服役していましたが、今年５月以降、警察の任意聴取に加古川市とたつの市の事件への関与を認める供述をしたため逮捕に至りました。

　逮捕後の警察の調べに対し、勝田容疑者は黙秘しているということで警察は慎重に捜査を進めています。