冬の味覚「カキ」の水揚げ 約７００ｔ水揚げの見込み 京阪神を中心に全国へ出荷 兵庫・相生港

　冬の味覚「カキ」の水揚げが兵庫県の相生港で始まっています。

　まるまると大きく育った身。“海のミルク”とも呼ばれる冬の味覚「カキ」です。兵庫県の相生港の沖合には養殖カキの「いかだ」が約１８０台あり、早朝から水揚げが行われています。甲板に落ちる衝撃でカキをロープから引き剥がし、作業場でナイフを使って手際よくカキの身を殻から外していきます。

　今年は海水温が高かったことなどから水揚げの開始が例年に比べ２週間ほど遅れました。今後、約７００ｔを水揚げする見込みで、京阪神を中心に全国へ出荷されます。