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『機動隊』の過酷訓練を力自慢の入社4年目記者が体験!重さ14kgの装備で活動 震災や山岳救助などに備え日々鍛錬

MBSニュース / 2024年12月6日 18時0分

『機動隊』の過酷訓練を力自慢の入社4年目記者が体験!重さ14kgの装備で活動 震災や山岳救助などに備え日々鍛錬

 災害対応や山岳遭難での救助など、過酷な現場で体を張る警察の「機動隊」。記者がその訓練の現場を取材しました。

 重厚な装備を身に着けてグラウンドを走る滋賀県警の機動隊。機動隊は滋賀県大津市の訓練場で日々鍛錬を積んでいます。

 今回、大学時代はアメフト部に所属していた入社4年目の記者もその訓練を体験しました。

 (記者)「周りの隊員のペースが落ちてなくて、声出すので精いっぱいです」

 機動隊は、暴動などが多くあった戦後の混乱期に治安維持のため全国各地で発足しました。機動隊員の装備の重さは約14kg。大規模な暴動などの際、投石や棒を使って攻撃される可能性もあるためです。力自慢の記者も苦悶の表情。

 (記者)「重いです」

 最近では、全国的に暴動の発生数は減っていますが、激甚化する災害対応に機動隊は欠かせない存在になっています。今年1月に発生した能登半島地震でも石川県珠洲市で救助活動にあたりました。

 記者が体験した日に行われたのは、倒壊した建物から被災者を救助する訓練。1人がやっと入れるほどの道を這って進み、約60kgの人形を担架に載せて、ようやく運び出しました。

 また、山での遭難した人を助ける山岳救助にも力を入れています。登山ブームを背景に去年、全国で発生した山岳遭難は3126件と20年前に比べて2倍以上。時には10時間以上、遭難者を捜索することもあるといいます。

 (記者)「(人をのせた担架は)めちゃくちゃ重いです。5人で持ってるんですけど…」

 今年10月までに山岳遭難や琵琶湖の水難事故などで約60件出動した滋賀県警の機動隊。非常時に備え日々、訓練を積み重ねています。

 (機動隊員)「普通の警察官ができないことを僕らが命をかけてやっていますので、それを自信を持ってできる隊員をつくっていきたいと思います」

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