救急隊が道誤り…ドクターヘリとの合流「約１２分遅れる」 事故で搬送の６８歳男性が死亡 遅れとの因果関係を調査 京都・綾部市

　１６日午前、京都府綾部市の高速道路で起きた正面衝突事故で、けが人を搬送する際救急隊が道を誤り、ドクターヘリとの合流が約１２分遅れたことが分かりました。

　１６日午前９時半ごろ、京都府綾部市の京都縦貫自動車道で、軽乗用車同士が正面衝突する事故があり、川西博之さん（６８）が全身を強く打って意識不明の重体で救急搬送されました。

　市消防によりますと、救急隊が道を間違えて自動車道の次のインターチェンジまでＵターンできなかったことから、ドクターヘリとの合流が約１２分遅れたということです。

　川西さんはその後、死亡が確認されていますが、市消防は到着の遅れと死亡の因果関係は調査中だとしています。