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「不信任決議の内容はまったく理解できない。説明責任を果たしてきた」岸和田市長が議会を解散 “議会出禁”状態については「民主主義としてあってはならない」と主張

MBSニュース / 2024年12月24日 16時30分

「不信任決議の内容はまったく理解できない。説明責任を果たしてきた」岸和田市長が議会を解散 “議会出禁”状態については「民主主義としてあってはならない」と主張

 性的関係をめぐって女性から損害賠償を求められ、今年11月、解決金500万円を支払うことなどで和解した岸和田市の永野耕平市長(46)。

 「女性と不倫関係にあった」と認めつつも性加害は否定し、市長続投の意向を示していましたが、市議会では辞職を求める声があがり、12月20日、永野市長に対する不信任決議案が出されました。

 不信任決議案に反対する議員に、傍聴する市民からの怒号が飛ぶ中、賛成20反対4の賛成多数で可決。永野市長は失職か、辞職か、それとも議会の解散か選択を迫られていました。

 そして、12月24日。永野市長が選択したのは「議会の解散」。24日午後に会見を開いた永野市長は、議会の解散を選んだことについて…

 (岸和田市 永野耕平市長)「不信任決議の内容についてまったく理解もできませんし、まったく当たらないと思っています。不信任決議の決議文の中に、例えば『説明責任を果たしていない』とありました。しかし私は相手方と話し合って秘匿にしてほしいと言われていること以外のことについては、しっかりと説明責任を果たしてきたと思っていますので、これは当たらないと思っています。もともと私の生活上の失態が招いたことですけれども、これをどう扱うかということは市会議員の資質に関わることだと思います。僕が市会議員だったら、たぶん何も言わないですね、このことについて。このことをもって不信任決議にまでしてしまったということ、その市会議員のみなさんのご判断が正しいかどうかという視点で、有権者のみなさんに考えていただいてもいいんじゃないですかね」

 さらに、この問題以降、議会からの要求で市議会を“出禁”状態だったことについて、次のように述べました。

 (永野耕平市長)「市長欠席のまま審議するなんてことは、民主主義としてあってはならないことですから。僕は重大な議会側の失態だと思っています」

 今後、40日以内に市議会議員選挙が行われることとなります。

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