マグロの「初競り」で約２０００本がずらり！今年は『ビンチョウマグロ』の漁獲量が増加 和歌山・那智勝浦町

　生鮮マグロの水揚げ量が国内有数の和歌山県那智勝浦町で、今年最初のマグロの競りが行われました。

　１月４日、クレーンで次々と大ぶりなマグロが水揚げされていきます。和歌山県那智勝浦町の卸売市場では、ホンマグロやビンチョウマグロ、キハダマグロなど計約２０００本ものマグロがずらりと並べられました。

　午前７時、鏡開きと乾杯が行われた後、さっそく今年最初の競りが始まりました。今年は脂乗りがよく、地元で「さくらびんちょう」のブランド名で人気のビンチョウマグロが例年より多くとれているということです。

　（勝浦市場　太田直久市場長）「去年はメバチマグロとキハダマグロが若干少なかったので、今年はヘビー（蛇）な年になってほしいです」

　落札されたマグロは氷詰めにされ、主に京阪神を中心に全国に出荷されるということです。