兵庫県知事選で“稲村和美さん支持”表明の２２市長めぐり…元川西市議が告発状提出『市長の地位を利用していて公職選挙法に違反する』

　兵庫県知事選挙で斎藤元彦知事の対立候補に支持を表明した２２の市長について、告発状が提出されました。

　去年１１月に実施された兵庫県の斎藤元彦知事の失職に伴う知事選で、県内の市長２２人は、次点で敗れた前の尼崎市長・稲村和美さんに支持を表明していました。

　この行動について、ＮＨＫ党員で元川西市議会議員の中曽千鶴子さんが１月７日、『公的な組織である市長会を名乗り、特定の候補者の支持を表明する記者会見を開いたことは、市長の地位を利用していて公職選挙法に違反する』などとして、兵庫県警と神戸地検に告発状を送ったということです。

　（中曽元川西市議の代理人　徳永信一弁護士）「記者会見の場面を各社が報道した。市長会の２２人の建て付けの持っている影響力を利用したと言わざるを得ないと思っています」

　告発状の提出を受けて、市長会有志代表の小野市・蓬莱務市長は「今のところ申し上げることはない」とコメントしています。